ものづくりは人づくりから
設立満45周年を迎える、金属やセラミックの表面処理専門メーカー、株式会社ユーミック。
人づくりが、明るい職場環境と高い品質を育むと考え、社員の技能資格取得の後押しにも力を注いでいる同社。
また、社員の自主性を尊重し、自律型社員の人材育成を願う同社は、誠実で向上心の高い人材の集まりである。会社の第一印象となる社員の電話応対も明るく、企業イメージに膨らみを持たせている。
今回は、専務取締役の上村幸司氏に人材育成・電話応対などについて、お話をお伺いしました。
人材育成について
当社が属するものづくり基盤技術産業（サポーティングインダストリー）は日本の成長戦略になくてはならないものと自覚しています。そのため当社では技術技能研鑽の一環として、技能検定や各種資格試験を自主自発的に取得に努める社風であり、会社としても費用面その他で支援しております。また、技能伝承が不可欠な業種であることから、国の外郭機関から認定された高度熟練技能者が日々その役割を担っています。製造業復権の一助となりたいと念願しています。
電話応対について
３コール以内、「はい、ユーミック○○です」と、会社の顔として明るく応対するように申し合わせています。声のトーンもドレミ音階の張りのある「ファ」、気持ちのいい声はまず笑顔からを心がけるようにしています。また電話を架けてきてくださった方の表面的な声のみならず、真の意図＝心の声を聴けるようになれば一人前と、特に事務方の女性陣は理解して実践してくれております。ものづくりと共に電話応対でも「光る」技術を身につけたいと存じております。
